第151回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

クリールカイザーが後続を牽引、2番手を進むカレンミロティックとスズカデヴィアス

クリールカイザーが端を取り切り、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にカレンミロティックとスズカデヴィアスが並ぶ。2馬身以上差があって、タマモベストプレイとラブリーデイが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサウンズオブアースとアドマイヤデウス。その1馬身後ろ、ホッコーブレーヴとウインバリアシオンは中団やや前。フェイムゲームは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ネオブラックダイヤは中団後方の位置。フーラブライドは後方6番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。ラストインパクトは後方5番手で他馬の出方をうかがう。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはトーセンアルニカとゴールドシップ。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはデニムアンドルビー。最後尾にキズナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、ゴールドシップが攻めの取り口で春の盾を掴み取る

先頭はカレンミロティックでリードは1馬身。2番手にクリールカイザーとスズカデヴィアスが続く。その直後、ラブリーデイとゴールドシップが4番手。1馬身離れて、タマモベストプレイが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位まで進出していた2番人気のゴールドシップが一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったフェイムゲームをクビ差で封じてトップでゴールに入った。2着のフェイムゲームから3/4馬身差の3着には、途中から先頭に立ったカレンミロティックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたラストインパクトが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいた16番人気のネオブラックダイヤが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはホッコーブレーヴが入った。1番人気のキズナは中団後方にいたが伸びきれず7着に敗れた。