千両賞

レース展開

クインモーニングが全馬を牽引、その直後を進むタイシンシアとテンザンタカネ

先手を奪ったのはクインモーニング。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にタイシンシアとテンザンタカネが並ぶ。その直後、スマイルバンブー、ルイジアナピット、ケイアイハピネス、オーゴンライダァらが4番手の好位につける。ダービートーアとエーコーシーザーは中団後方の位置取り。グリーンオーエンスは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはバンダムグレースとエリモバイブル。シンガリにエイユークインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

千両賞、ルイジアナピットが天稟のレースセンスを活かした巧みな内容で制す！

先頭はクインモーニングでリードは1馬身。2番手にタイシンシアとテンザンタカネが続く。そのすぐ後ろ、ルイジアナピットとケイアイハピネスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはテンザンタカネ。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたルイジアナピットが圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から迫力のある伸び脚で猛進したテンザンタカネが続き、2着とアタマ差の3着には、同じく2番手の位置からパワフルな末脚を繰り出した2番人気のタイシンシアが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のエーコーシーザーが入線した。