レース展開

アンクルストロングが全馬を引っ張る形、その半馬身後ろを追走するハートランカスター

アンクルストロングが先手を奪い、僅かなリードでレースを引っ張っていく。2番手にハートランカスターが続く。そのあと、フェーヴとセレスブルックが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはサキノリュウオー。その1馬身後ろ、バクシンハヤブサとレオマジックは中団やや前。マルターズフィアーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ワシントンザクラとスマートエッジは中団後方の位置。その後ろ、アルジェナーとライトザファイアーが11番手。エイワナギは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはエスケーワシントン。少し間が空いて、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはツルガオカヤマト。どん尻にフリーダムホークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

小野川湖特別、サキノリュウオーが取柄である自在性を活かした隙のない取り口で久しぶりの勝ち星

先頭はアンクルストロングでリードは1馬身。2番手にハートランカスターとセレスブルックが続く。その直後、サキノリュウオーが4番手。1馬身離れて、ワシントンザクラとレオマジックが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいたサキノリュウオーが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、先行勢の後ろの位置からしぶとさが光る走りを見せた13番人気のワシントンザクラが続き、2着とアタマ差の3着には、2番手の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走したセレスブルックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたライトザファイアーが入線、さらにクビ差の5着には、同じく中団後方にいた1番人気のスマートエッジが食い込んだ。2番人気のアルジェナーは中団後方にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。