行人坂賞

レース展開

ヤクモが隊列を引き連れる形、その直後にシルヴィーノが取り付く

ヤクモが端に立ち、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にシルヴィーノが続く。続いて、ロンギングナイスとグンジンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ワイルドハンターは中団前目。エスプリブルズアイは中団馬群の丁度真ん中を追走。クイーンカトリーヌは中団後方の位置取り。そのあと、ソフィアクラウンが8番手。ブラックピアノは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはワンボイス。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはワカタツフェイス。シンガリにマイネルダンクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

行人坂賞、ヤクモが古馬の貫禄を見せる様な力走で10勝目を達成

先頭はヤクモでリードは1馬身。単独の2番手にロンギングナイスが続く。そのすぐ後ろ、シルヴィーノが3番手。1馬身離れて、ソフィアクラウンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るヤクモ。そのままヤクモが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は負けじと抵抗する1番人気のロンギングナイスをアタマ差で凌ぎ切り勝利した。2着のロンギングナイスから2馬身差の3着には、中団の位置から閃光のような末脚を発揮したワンボイスが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたブラックピアノが入線した。2番人気のシルヴィーノは絶好位にいたがいいところなく6着に敗れた。