グラジオラス賞

レース展開

タカノポラリスが端を切る形、僅かな差でジャックランランが続く

タカノポラリスが主導権を握る形となり、体半分のリードで一団を引っ張っていく。2番手にジャックランランが続く。その直後、オルテンシアが3番手の絶好位につける。その後ろ、ケイツーパフィは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはザラストドロップとバンボリーナ。その1馬身後ろ、ロードビッグホープとキャンティクラシコは中団前め。ベリーウェルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ミチノクビクトリー、モリトチヨ、アプリコットデューらは中団後方の位置。トップガブリエルは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはストロングアーミー。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはホッコーシャープ。最後尾にプレサンラファールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グラジオラス賞、ケイツーパフィが稟賦のレースセンスを駆使した巧妙な立ち回りで制す！

先頭はジャックランランでリードは体半分。2番手にタカノポラリスとオルテンシアが続く。その直後、ケイツーパフィが4番手。1馬身離れて、ロードビッグホープが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるジャックランラン。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたケイツーパフィが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてジャックランランを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着のジャックランランから半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったロードビッグホープが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のアプリコットデューが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団前目にいた15番人気のベリーウェルが食い込んだ。2番人気のオルテンシアは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。