すいれん賞

レース展開

カツノチャイナがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くセンプリーチェ

カツノチャイナがハナに立ち、リードを1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にセンプリーチェが続く。そのすぐ後ろ、グランドハヤブサが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エスティーブレーヴとナリタヌレイエフは中団やや前。リンダムヘールとストームジェットは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはイチゴイチエ。ポツンと離れたどん尻にビックマイカルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

すいれん賞、ナリタヌレイエフが中位から切れ味のいい差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はカツノチャイナでリードは2馬身以上。単独の2番手にセンプリーチェが続く。そのすぐ後ろ、エスティーブレーヴとグランドハヤブサが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるカツノチャイナ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた1番人気のナリタヌレイエフが鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったカツノチャイナが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走した9番人気のセンプリーチェが入った。2番人気のイチゴイチエは中団後方にいたが最後一杯になって9着に敗れた。