ファイナルレース

レース展開

ミラノボヴィッチが隊列を引き連れる形、その直後にクィーンアリスが取り付く

ミラノボヴィッチが敢然と先頭に立ち、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にクィーンアリスが続く。そのあと、テイクマイチャンスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヴェストリス。その1馬身後ろ、ドラゴンチャンプは中団前目。レイカバドは中団馬群の丁度真ん中を追走。マラビージャドラダは中団後方の位置取り。その後ろ、ヴェスペルティリオが8番手。アンヴェルスは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはエイシンスプリーム。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはハイアーヴォルト。シンガリにシュティルヴァルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、ミラノボヴィッチが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで勝利数を24に伸ばす

先頭はミラノボヴィッチでリードは1馬身。単独の2番手にドラゴンチャンプが続く。そのすぐ後ろ、エイシンスプリームが3番手。1馬身離れて、ヴェスペルティリオが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、先頭をひた走るミラノボヴィッチ。そのままミラノボヴィッチが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から物凄い伸び脚で猛進した2番人気のドラゴンチャンプが続き、2着と2馬身半差の3着には、8番手の位置から電光石火の末脚を繰り出したシュティルヴァルトが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた11番人気のヴェスペルティリオが入線した。1番人気のマラビージャドラダは中団にいたが伸びきれず5着に敗れた。