3歳未勝利

レース展開

チャツミムスメが集団を率いる形、直後の位置にスナークトマホークとクリノキンバリーが続く

前に出たのはチャツミムスメ。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にスナークトマホークとクリノキンバリーが並ぶ。2馬身以上空いて、タマモピアス、シップーナカヤマ、オポムらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ユメノカケハシ、ジュエリーフラン、テイエムシーザーらは中団前寄り。グリームバイオとブルガリアンローズは中団馬群の真ん中付近を併走。ユニバーサルサンドは中団後方の位置。クレメンティアとカシノビヨンセは後方5番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはヒデノキセキ、クリールサンライズ、ノーチラスリング。少し離れた最後方にショウナンマグナムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スナークトマホークが持ち味のレースセンスを駆使したスムーズな立ち回りで待望の初勝利を挙げる

先頭はチャツミムスメでリードは1馬身。単独の2番手にスナークトマホークが続く。少し差があって、クリノキンバリーが3番手。1馬身離れて、タマモピアス、シップーナカヤマ、オポムらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるチャツミムスメ。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた2番人気のスナークトマホークが息長く終いの脚を伸ばしてチャツミムスメを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のチャツミムスメからクビ差の3着には、中団前目の位置から鮮やかな末脚を披露した1番人気のユメノカケハシが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた15番人気のオポムが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、11番手にいた14番人気のユニバーサルサンドが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはヒデノキセキが入った。