一般C2八九

レース展開

ニホンピロシュートとトップグリーン

ニホンピロシュートとトップグリーンが並んでハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。モエレナタリーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、リップキッスは中団前寄り。プリティハーワは中団馬群のちょうど真ん中を追走。アンダーツリーは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはアドバンスヒーロ。後方2番手の位置で力を温存するのはアルトダービー。最後方にイッテツサイレンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

モエレナタリーが中位から鋭さ光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はプリティハーワでリードは1馬身。単独の2番手にニホンピロシュートが続く。その直後、トップグリーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のプリティハーワ。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいたモエレナタリーが一歩一歩確実に前との差を詰めてプリティハーワを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のプリティハーワから2馬身差の3着には、3番手の位置から天賦の闘争心でゴールまで勇戦したトップグリーンが入った。1番人気のニホンピロシュートは2番手にいたが失速して6着に敗れた。