レース展開

ユピテルルークスが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するグリニッジシチー

ユピテルルークスがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にグリニッジシチーが続く。そのあと、シートンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはジョウショーリード。その1馬身後ろ、カナデルスターは中団前目。ナムラゴロフキンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ミサイルマンは中団後方の位置取り。マイネルボーダレスは後方4番手で進出の機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはジャッキー。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはアポロダーウィン。シンガリにモンサンフィエールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

いっくん調教師特別、ジョウショーリードがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで断トツ人気に応える

先頭はユピテルルークスでリードは1馬身。単独の2番手にグリニッジシチーが続く。その後ろ、シートンが3番手。1馬身離れて、ジョウショーリードが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはシートン。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のジョウショーリードが次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、3番手の位置からスパッと切れる脚で猛進したシートンが続き、2着と3馬身差の3着には、逃げ粘ったユピテルルークスが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたアポロダーウィンが入線した。2番人気のナムラゴロフキンは中団前目にいたが末脚不発で5着に敗れた。