4歳以上C3二

レース展開

パワーローランが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにオリバーヴォーグが取り付く

主導権を握ったのはパワーローラン。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にオリバーヴォーグが続く。その後ろ、ルナダイコクが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ジューンチキータは中団やや前。ジョーダンピースは中団馬群のど真ん中を追走。キリシマダイキチとクレスコマリンは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはカノヤパリティ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはモアナジンク。シンガリにショウゲキノノロシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ルナダイコクが古豪の意地を示す様な力感に満ちた走りで勝利を手に入れる

先頭はオリバーヴォーグでリードは1馬身。単独の2番手にパワーローランが続く。その後ろ、ルナダイコクが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のオリバーヴォーグ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたルナダイコクが一歩一歩確実に前との差を詰めてオリバーヴォーグを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のオリバーヴォーグから3/4馬身差の3着には、中団後方の位置から強靭な末脚を発揮した10番人気のモアナジンクが入った。1番人気のジューンチキータは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。