第32回 チューリップ賞 (G2)

レース展開

プリンセッサが馬群を率いる形、直後の2番手にビップデイジーとラウルベアが取り付く

プリンセッサが端に立つ形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にビップデイジーとラウルベアが並ぶ。続いて、クリノメイ、ナムラクララ、ルージュナリッシュらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、フェアリーライクは中団前目。ルージュソリテールは中団馬群の真ん中を追走。ザラタン、ウォーターガーベラ、マイエレメントらは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはメイショウタマユラ。その2馬身以上後ろ、後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはサウンドサンライズ。少し離れた最後尾にノクナレアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

チューリップ賞、クリノメイが勝負根性を発揮してゴール間際の横並びの攻防を辛うじてモノにする

先頭はプリンセッサでリードは1馬身。単独の2番手にビップデイジーが続く。そのすぐ後ろ、クリノメイ、ナムラクララ、ラウルベアらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいたクリノメイがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったウォーターガーベラをハナ差で抑え込み1着ゴールを果たした。2着のウォーターガーベラから半馬身差の3着には、2番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切った1番人気のビップデイジーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたザラタンが入線、さらにハナ差の5着には、好位にいたナムラクララが食い込んだ。2番人気のマイエレメントは中団後方にいたが最後一杯になって11着に敗れた。