2018冬 川崎ジョッキーズカップ

レース展開

アザミが後続を引っ張る形、2番手に続くオスカーレーヴ

アザミが敢然とハナを奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にオスカーレーヴが続く。その後ろ、アルミランテ、ベニノラブリー、エスプリドールらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、グランシェフは中団前め。ウインファルコンは中団馬群のど真ん中を追走。シャウトオブジョイは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、オクシーとヤマニンイリザブルが9番手。ブラックキングダムは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはエスプリローズ。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはバジガクカラッツ。最後尾にキタサンプレミアムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2018冬 川崎Jカップ、グランシェフが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで休み明け初戦を物にする

先頭はアザミでリードは1馬身。単独の2番手にヤマニンイリザブルが続く。そのすぐ後ろ、オスカーレーヴが3番手。その直後、アルミランテが4番手。1馬身離れて、グランシェフが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはヤマニンイリザブル。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたグランシェフが自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から堅実に脚を伸ばしたヤマニンイリザブルが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったオクシーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたキタサンプレミアムが入線、さらにハナ差の5着には、逃げ粘ったアザミが食い込んだ。1番人気のウインファルコンは中団後方にいたがあとひと押しが利かず8着に敗れた。2番人気のオスカーレーヴは絶好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。