残念、さらば芳井特別

レース展開

カンヌが後続をリードする形、2番手に続くユリ

カンヌが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にユリが続く。その後ろ、フラヴィアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはジョージバジー。その1馬身後ろ、リンリンクスクスは中団前め。ツリーポケットは中団馬群のど真ん中を追走。セイウンジャイロは中団後方の位置取り。そのあと、コスモカストルが8番手。エイシンドルチェは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと運ぶのはラグーンシティー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはメルキオール。最後方にジャンカルロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

残念、さらば芳井特別、セイウンジャイロがベテラン馬の健在を顕示する様な見事な走りで断然人気に応える

先頭はリンリンクスクスでリードは1馬身。単独の2番手にセイウンジャイロが続く。その後ろ、カンヌが3番手。1馬身離れて、フラヴィアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける11番人気のリンリンクスクス。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のセイウンジャイロが凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、途中から先頭に立ったリンリンクスクスが続き、2着とハナ差の3着には、中団前目の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったジョージバジーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたツリーポケットが入線した。2番人気のフラヴィアは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。