一般C20

レース展開

オーセンティアンが隊列を引っ張る形、その直後にコスモクイーンビーが取り付く

ハナに立ったのはオーセンティアン。後続を1馬身ほど離して一団を牽引。単独の2番手にコスモクイーンビーが続く。そのすぐ後ろ、ルージュパラディが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはキモンロッソ。その1馬身後ろ、ウインフォーユーは中団前め。セリアは中団馬群のど真ん中を追走。サンルーナは中団後方の位置取り。その直後、グレースシャルマンが8番手。クインズガナッシュは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはシャンセレナーデ。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはバイマイセルフ。最後尾にリンガスマイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

コスモクイーンビーが類まれなレースセンスを活かした手堅い立ち回りで初白星を挙げる

先頭はオーセンティアンでリードは1馬身。単独の2番手にコスモクイーンビーが続く。そのあと、ルージュパラディが3番手。1馬身離れて、キモンロッソが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるオーセンティアン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のコスモクイーンビーがとてつもない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、逃げ粘ったオーセンティアンが続き、2着と2馬身差の3着には、中団前目の位置から妙々たる末脚を繰り出した2番人気のバイマイセルフが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたグレースシャルマンが入線した。