あじめ峡賞

レース展開

イナーセレニティが一団をリードする展開、そのすぐ後ろにマルヨスラブが続く

イナーセレニティが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にマルヨスラブが続く。そのあと、メイショウシノビが3番手の絶好位につける。オンザフロウ、クリノエディンバラ、ニホンピロプレーらは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはツキノヒカリ。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはメジャーヘンリー。最後尾にテイエムボンドンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

あじめ峡賞、メイショウシノビが世間の低い評価をひっくり返す様な渾身の走りで勝利をつかむ

先頭はマルヨスラブでリードは1馬身。単独の2番手にメイショウシノビが続く。そのすぐ後ろ、ニホンピロプレーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるマルヨスラブ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた8番人気のメイショウシノビが息長く末脚を伸ばしてマルヨスラブを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のマルヨスラブからアタマ差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたニホンピロプレーが入った。1番人気のオンザフロウは後方3番手にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。2番人気のクリノエディンバラは後方2番手にいたがあとひと押しが足りず7着に敗れた。