2歳未勝利

レース展開

ウインアルザスが隊列をリードする展開、その直後にオースミアイビス、アメリカンドリーム、ワイズマンが取り付く

先手を奪ったのはウインアルザス。後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。2番手にオースミアイビス、アメリカンドリーム、ワイズマンらが並ぶ。その後ろ、イントレピッドが5番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、トルストイとコスミックワンダーは中団前め。エーティーダンガンとトミケンブリランテは中団馬群のど真ん中を併走。2馬身以上差があって、ダノンエトワールは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、スノーストームが11番手。デンコウウンリュウは後方5番手で前の動きを静観。シゲルカメレオンザは後方4番手で進出の機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはオムニバスとアドマイヤスピカ。少し離れた殿にハギノブシドウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アドマイヤスピカが負けじ魂を発揮してゴール前の熾烈な闘いを鼻差でモノにする

先頭はウインアルザスでリードは半馬身。2番手にアメリカンドリームが続く。そのあと、ワイズマンが3番手。1馬身離れて、オースミアイビスとイントレピッドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のウインアルザス。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたアドマイヤスピカが強烈な末脚を爆発させてウインアルザスを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を収めた。2着のウインアルザスからクビ差の3着には、中団前目の位置から鮮やかな末脚を披露した1番人気のトルストイが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたイントレピッドが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいたアメリカンドリームが食い込んだ。