2歳新馬

レース展開

シリウスが一団を引き連れる展開、半馬身離れた2番手にハリウッドパークが取り付く

シリウスが主導権を握り、体半分のリードで一団を先導。2番手にハリウッドパークが続く。続いて、ジャスパーロブストが3番手の絶好位につける。その後ろ、アンデスビエントは好位をキープ。そこから少し離れたところにサンプルメリアが進む。その1馬身後ろ、ナムライリスとテトラードは中団前寄り。ファインプリンセスは中団馬群の真ん中付近を追走。少し間隔を置いて、ショウブウンとクリノフロンティアは中団後方の位置。その直後、ブリザードベアーとコパノアントニオが11番手。2馬身以上空いて、ルクスソレイユは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。さらに少し空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはハクアイレオとヤマカツピーチ。少し離れたシンガリにダイシンサンディーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

コパノアントニオが闘争本能を発揮してゴール際の紙一重の激闘を辛くもモノにする

先頭はナムライリスでリードは半馬身。2番手にハリウッドパークが続く。その後ろ、シリウス、ジャスパーロブスト、アンデスビエントらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはジャスパーロブスト。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたコパノアントニオが次元の違う末脚を炸裂させてジャスパーロブストを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールを走り抜けた。2着のジャスパーロブストから2馬身差の3着には、3番手の位置から出色の末脚を発揮した1番人気のアンデスビエントが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたハリウッドパークが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団前目にいたテトラードが食い込んだ。2番人気のファインプリンセスは中団後方にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。