第1回 しらさぎステークス (G3)

レース展開

ニホンピロキーフがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くデビットバローズ、タシット、シヴァース

先手を取ったのはニホンピロキーフ。後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。2番手にデビットバローズ、タシット、シヴァースらが並ぶ。その直後、ダイシンヤマトとレーベンスティールが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、チェルヴィニアとダンツエランは中団前寄り。キープカルムとダディーズビビッドは中団後方の位置取り。後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはラケマーダとコレペティトール。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはボルザコフスキー。少し離れた最後尾にマテンロウオリオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

しらさぎS、キープカルムが疾風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はニホンピロキーフでリードは半馬身。2番手にデビットバローズ、タシット、シヴァースらが続く。その直後、コレペティトールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのは1番人気のチェルヴィニア。そのまま押し切るかに思われたが、後方3番手にいたキープカルムが自慢の末脚を爆発させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から迫力のある伸び脚で猛進した1番人気のチェルヴィニアが続き、2着と1馬身半差の3着には、5番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張った14番人気のコレペティトールが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたダイシンヤマトが入線、さらにアタマ差の5着には、2番手にいたデビットバローズが食い込んだ。2番人気のレーベンスティールは中団後方にいたがいいところなく7着に敗れた。