ディセンバー賞

レース展開

ブライトオーシャンが全馬を牽引、その直後に続くクリスリターン

前に出たのはブライトオーシャン。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にクリスリターンが続く。その直後、セントレガーロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはホシノスナ。その1馬身後ろ、ストームズエンドは中団やや前。アルバートミノルは中団馬群の真ん中付近を追走。リスノワールは中団後方の位置。ジョリエスは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはエイジシューター。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはルナーサウスポール。最後尾にインザホッパーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバー賞、ホシノスナが武器である機動力を活かしたセオリー通りの競馬で断然の支持に応える

先頭はブライトオーシャンでリードは1馬身。単独の2番手にクリスリターンが続く。そのすぐ後ろ、ホシノスナが3番手。1馬身離れて、ジョリエスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた1番人気のホシノスナがグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、後方3番手の位置から迫力のある伸び脚で猛進した11番人気のルナーサウスポールが続き、2着と3/4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したジョリエスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたインザホッパーが入線した。2番人気のエイジシューターは後方4番手にいたがいいところなく9着に敗れた。