一般C2八

レース展開

カンパニヤンが隊列を引き連れる形、その直後にミラルージュが取り付く

端を奪ったのはカンパニヤン。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にミラルージュが続く。続いて、フルドライヴが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはグッドレイン。その1馬身後ろ、スマイルジーニアスは中団やや前。マルジェラは中団馬群の丁度真ん中を追走。ブルーシープは中団後方の位置。その後ろ、ジーティーロッソが8番手。グエムルは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはヤエノシャイン。後方2番手の位置で脚を溜めるのはマイネルブデット。殿にカルツェッタがいる隊列で最初のコーナーを通過。

行き脚よく端を取ったカンパニヤンが不屈の闘争心で粘り続けて最後は首差の競り合いを制す

先頭はカンパニヤンでリードは1馬身。単独の2番手にグエムルが続く。そのすぐ後ろ、フルドライヴが3番手。1馬身離れて、スマイルジーニアスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る1番人気のカンパニヤン。そのままカンパニヤンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は前に迫る勢いで急追してきたグエムルをクビ差で封じて1着ゴールを果たした。2着のグエムルから3/4馬身差の3着には、中団前目の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したグッドレインが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたジーティーロッソが入線した。2番人気のマルジェラは中団にいたがもうひとつ伸びを欠き5着に敗れた。