レース展開

マンハッタンバーが先頭に立つ形、そのあとを進むゴールデンシーンとマロンインパクト

マンハッタンバーが敢然と端をきり、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にマロンインパクトとゴールデンシーンが並ぶ。その1馬身後ろ、セイザンコズウェイは中団前目。エイシンアバロンは中団馬群の丁度真ん中を追走。テネシーは中団後方の位置。その直後、ノースブラックが7番手。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはオンワードワールド。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはダイヤサンディ。しんがりにムギワラボウシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

羊山特別、テネシーが戦前の低い評価に反発するかの様な力闘を見せて勝利を収める

先頭はマンハッタンバーでリードは1馬身。単独の2番手にゴールデンシーンが続く。そのあと、マロンインパクトが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた8番人気のテネシーが猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、食い下がる2番人気のエイシンアバロンを半馬身退けて勝利をモノにした。2着のエイシンアバロンから1馬身半差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったマロンインパクトが入った。逃げた1番人気のマンハッタンバーは粘りを欠いて7着に敗れた。