第18回 トウケイニセイ記念 (M2)

レース展開

ワットロンクンがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むガッサンプレイ

ワットロンクンが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にガッサンプレイが続く。続いて、ヒドゥンブレイドが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、タイセイファントムは中団前目。プリンスダムは中団馬群の丁度真ん中を追走。アントニオピサは中団後方の位置。後方3番手で折り合いをつけるのはデロニクスレギア。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはユッコ。最後尾にカリスマサンスカイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トウケイニセイ記念、タイセイファントムがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで先頭ゴールを果たす

先頭はワットロンクンでリードは1馬身。単独の2番手にタイセイファントムが続く。そのすぐ後ろ、ヒドゥンブレイドが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のワットロンクン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたタイセイファントムが凄まじい末脚を弾けさせてワットロンクンを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに飛び込んだ。2着のワットロンクンから5馬身差の3着には、中団の位置からゴールまでジンワリと伸びた7番人気のアントニオピサが入った。1番人気のヒドゥンブレイドは絶好位にいたが見せ場なく4着に敗れた。