第3回 株式会社榊原 116周年記念杯

レース展開

ウィズネイチャーが集団を引き連れる展開、直後の位置にイグナシオが取り付く

ウィズネイチャーが先頭に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にイグナシオが続く。そのあと、ジェイケイマヤヒメが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、マイネルハドソンは中団前め。ワタシニマカセテは中団馬群の真ん中を追走。スターシードは中団後方の位置。続いて、コスモアリエスが7番手。後方3番手でじっくりと運ぶのはキングイマデショウ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはハピネスメーカー。少し離れたしんがりにキンロウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

株式会社榊原 116周年記念杯、スターシードが中団後方から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はイグナシオでリードは1馬身。単独の2番手にウィズネイチャーが続く。そのすぐ後ろ、ジェイケイマヤヒメが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはウィズネイチャー。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたスターシードが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、2番手の位置から持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったウィズネイチャーが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた2番人気のマイネルハドソンが入った。1番人気のコスモアリエスは7番手にいたがあとひと押しが利かず5着に敗れた。