ユーカリデビュー

レース展開

アリオスが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くシートン

アリオスが逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にシートンが続く。その直後、デザートサンドラが3番手。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはトレランスとアデリーヌ。ポツンと離れたしんがりにジャパンラッキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ユーカリデビュー、シートンが強みである自在性を駆使した隙のない内容で初白星を挙げる

先頭はアリオスでリードは1馬身。単独の2番手にシートンが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のアリオス。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のシートンが次元の違う末脚を炸裂させてアリオスを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のアリオスから約18馬身差の3着には、後方2番手の位置から生来の負けん性を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切ったトレランスが入った。