第38回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

サンデーセイラが集団を先導、少し離れた位置にメジロロンザンが続く

サンデーセイラが端に立つ恰好となり、後続を2馬身以上離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にメジロロンザンが続く。そのすぐ後ろ、マチカネキンノホシとロードプラチナムが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアメリカンボス。その1馬身後ろ、トップコマンダーは中団やや前。オナーズリターン、カサノバダンディ、マリアジュダムールらは中団馬群のど真ん中を併走。ユーセイトップラン、ダイワオーシュウ、アドマイヤボスらは中団後方の位置。サンデーカイザーは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはカートゥーン。後方2番手の位置で脚をタメるのはインターフラッグ。しんがりにジョーヤマトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、マチカネキンノホシが天性のレースセンスを駆使した巧みな取り口で2つ目の重賞タイトルをつかむ

先頭はサンデーセイラでリードは2馬身以上。単独の2番手にメジロロンザンが続く。少し間が空いて、マチカネキンノホシとロードプラチナムが3番手。1馬身離れて、オナーズリターンとアメリカンボスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはメジロロンザン。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたマチカネキンノホシが豪快な末脚を炸裂させてメジロロンザンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のメジロロンザンからクビ差の3着には、逃げ粘ったサンデーセイラが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたユーセイトップランが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたカートゥーンが食い込んだ。1番人気のアドマイヤボスは後方5番手にいたがあとひと押しが足りず10着に敗れた。2番人気のロードプラチナムは好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。