零れ桜特別

レース展開

トーセンダビットが先陣を切る展開、そのあとに続くサツキフラッシュ

トーセンダビットが敢然と端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にサツキフラッシュが続く。そのあと、ドヴォルザークが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、パンフィーリは中団前寄り。ケンヴァイザッハは中団馬群の真ん中あたりを追走。リコネクトは中団後方の位置取り。その直後、ナザレが7番手。後方3番手で折り合いに専念するのはインセイン。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはアップリュウジン。殿にインテンシティがいる隊列で最初のコーナーを通過。

零れ桜特別、ケンヴァイザッハが中団前目から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はトーセンダビットでリードは1馬身。単独の2番手にドヴォルザークが続く。そのあと、サツキフラッシュが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のトーセンダビット。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたケンヴァイザッハがきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、逃げ粘ったトーセンダビットが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置から賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切った2番人気のドヴォルザークが入った。