一般C3十五十六

レース展開

ブルジョワが集団を先導、2番手の位置にグランココが取り付く

ブルジョワがハナを奪い、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にグランココが続く。その後ろ、サチノエリザベスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはロードサクセス。その1馬身後ろ、トウカイスレンダーは中団やや前。エマは中団馬群のど真ん中を追走。ケイティーミキは中団後方の位置。セイエイプリティーは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはポムポッコアヤ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはラビットヒルズ。殿にラモナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トウカイスレンダーが途中から上がっていくダイナミックな取り口で久々の美酒

先頭はブルジョワでリードは1馬身。単独の2番手にサチノエリザベスが続く。そのあと、トウカイスレンダーが3番手。1馬身離れて、ロードサクセスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のブルジョワ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたトウカイスレンダーがグングンと終いの脚を伸ばしてブルジョワを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールへと飛び込んだ。2着のブルジョワから1馬身半差の3着には、2番手の位置から天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したサチノエリザベスが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたセイエイプリティーが入線した。1番人気のロードサクセスは先行勢の後ろにいたが見せ場なく5着に敗れた。