初富士ステークス

レース展開

パトリックハンサムが後続を引き連れる展開、その直後を追走するルクスビッグスター

パトリックハンサムが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にルクスビッグスターが続く。その後ろ、ウインエクレールとコスモブッドレアが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブラックシールドとニューノーマル。その1馬身後ろ、エレクトリックブギは中団やや前。マイネルニコラスとハギノアルデバランは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ソリダリティとモズロックンロールは中団後方の位置。インスタキングとフレーヴァードは後方5番手で虎視眈々と機をうかがう。後方5番手で折り合い重視で運ぶのはエリダヌスとラスカンブレス。最後方にロジマンボとドグマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

初富士S、コスモブッドレアが途中で端を取って、そのまま後続を抑える見事な取り口で4勝目を獲得

先頭はコスモブッドレアでリードは体半分。2番手にルクスビッグスターが続く。その後ろ、パトリックハンサムとウインエクレールが3番手。1馬身離れて、ブラックシールドとニューノーマルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る2番人気のコスモブッドレア。そのままコスモブッドレアが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったルクスビッグスターをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のルクスビッグスターから3/4馬身差の3着には、3番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したウインエクレールが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた15番人気のブラックシールドが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団後方にいたインスタキングが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着には14番人気のマイネルニコラスが入った。1番人気のラスカンブレスは後方3番手にいたがあとひと伸びが足りず12着に敗れた。