2歳

レース展開

バイアルドが集団を先導、2番手の位置にフィネスクチュールが取り付く

主導権を握ったのはバイアルド。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にフィネスクチュールが続く。その直後、ミネソタが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、プリマルーチェは中団やや前。サンバフレイバーは中団馬群のど真ん中を追走。シンゼンジョーダンは中団後方の位置。続いて、ツルオカマイスターが7番手。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはワールドマップ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはサブノタカトラ。最後方にワクワクタイムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ミネソタが途中からハナに立ち、そのまま後続を封じ切る貫禄のある取り口で初白星を挙げる

先頭はミネソタでリードは1馬身。単独の2番手にバイアルドが続く。そのすぐ後ろ、フィネスクチュールが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走するミネソタ。そのままミネソタが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団前目の位置から弾けるような伸びで猛進したプリマルーチェが続き、2着と9馬身差の3着には、3番手の位置から生来の負けん性を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切った2番人気のフィネスクチュールが入った。1番人気のバイアルドは2番手にいたが失速して5着に敗れた。