4歳以上D1一

レース展開

フロリークインが集団を率いる展開、直後の位置にサウンドディーバが取り付く

フロリークインが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にサウンドディーバが続く。そのあと、カミカゼロニーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはリトルウーマンとトーセンファンシー。その1馬身後ろ、ホシエコーは中団前め。ケンブリッジアースは中団馬群の真ん中付近を追走。ダイヤスミエは中団後方の位置取り。フサイチサルサは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはミキノライオネスとワシントンハイツ。しんがりにタニノミモザがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダイヤスミエが自分から動いていく積極果敢なレース運びで久方ぶりの勝ち星

先頭はフロリークインとサウンドディーバでリードは1馬身。ダイヤスミエが3番手。1馬身離れて、ケンブリッジアースが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったサウンドディーバが粘り続ける。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたダイヤスミエがグイグイと終いの脚を伸ばしてサウンドディーバを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のサウンドディーバからクビ差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったカミカゼロニーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のケンブリッジアースが入線した。2番人気のワシントンハイツは後方3番手にいたがあとひと押しが利かず8着に敗れた。