レース展開

ポルタトーリが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くビューティージル

ポルタトーリが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にビューティージルが続く。そのあと、ケイアイフォーティが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアイドリーム。その1馬身後ろ、ラッキーウイングは中団やや前。ミノンホークは中団馬群の真ん中あたりを追走。リンクテイオーは中団後方の位置。続いて、イガノモモコが8番手。その直後、キミモールが9番手。パワフルクリークは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはヤマノラヴリー。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはエプソムブラウニー。しんがりにカシワアケボノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00ベストスパー特別（4）、ポルタトーリが天賦のスピードで逃げを打ち、そのまま直線でも脚色鈍らず先頭でゴールを駆け抜ける

先頭はポルタトーリでリードは1馬身。単独の2番手にビューティージルが続く。その後ろ、リンクテイオーが3番手。1馬身離れて、ケイアイフォーティが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る2番人気のポルタトーリ。そのままポルタトーリが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利した。2着には、先行勢の後ろの位置から逸出した伸び脚で驀進したケイアイフォーティが続き、2着と2馬身差の3着には、3番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したリンクテイオーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、9番手で直線を迎えたイガノモモコが入線した。1番人気のキミモールは8番手にいたが見せ場なく11着に敗れた。