一般C3九十

レース展開

オレンジビーチが後続を率いる形、2番手に続くヤマノライジン

逃げたのはオレンジビーチ。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にヤマノライジンが続く。続いて、イガノポポーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはトリプルアクセル。その1馬身後ろ、イカスゼクリチャンは中団やや前。メモリーファラオは中団馬群の真ん中あたりを追走。トートフェノメノンは中団後方の位置。そのあと、ムーンランディングが8番手。その直後、ガイアデザイアーが9番手。ゲットライコムは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはアイスティアラ。後方2番手の位置で力をタメるのはスルガセシボン。しんがりにダイワオーキッドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

イガノポポーがベテラン馬のプライドを見せる様な力強い走りで断トツ人気に応える

先頭はオレンジビーチでリードは1馬身。単独の2番手にヤマノライジンが続く。そのすぐ後ろ、イガノポポーが3番手。1馬身離れて、トートフェノメノンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける10番人気のオレンジビーチ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のイガノポポーが次元の違う末脚を炸裂させてオレンジビーチを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のオレンジビーチから4馬身差の3着には、2番手の位置から天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したヤマノライジンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたトートフェノメノンが入線した。2番人気のゲットライコムは後方4番手にいたが末脚弾けず5着に敗れた。