第32回 ’08メトロポリタンノベンバーカップ

レース展開

マルカシリウスが隊列をリードする形、その直後にランキングが続く

マルカシリウスが逃げる恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にランキングが続く。そのあと、ブルーホークが3番手の絶好位につける。続いて、コスモハナコは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはシンゼンタイヨウ。その1馬身後ろ、ダンシングタイガーは中団前目。バグパイプウィンドは中団馬群のちょうど真ん中を追走。リワードアルビオンは中団後方の位置取り。その後ろ、ビッグトワイニングが9番手。マナーハウスは後方5番手に待機して他馬の出方をうかがう。アレクシオスは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはキャプテンシーオー。後方2番手の位置で力をタメるのはカネショウアトラス。最後方にセイウンタイヨウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’08メトロポリタンノベンバーC、ブルーホークが優れたレースセンスを活かした鮮やかな立ち回りで怒涛の5連勝

先頭はマルカシリウスでリードは1馬身。2番手にランキングとブルーホークが続く。そのすぐ後ろ、シンゼンタイヨウが4番手。1馬身離れて、コスモハナコが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた2番人気のブルーホークが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団前目の位置から見事な伸び脚で猛進した1番人気のバグパイプウィンドが続き、2着と1馬身差の3着には、後方5番手の位置から鮮やかな末脚を繰り出したリワードアルビオンが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたアレクシオスが入線、さらに1馬身差の5着には、中団前目にいた12番人気のダンシングタイガーが食い込んだ。