4歳未勝利

レース展開

アミイチキャロルが全馬をリードする形、その直後に続くロイヤルマドリード

アミイチキャロルが敢然と先頭に立ち、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にロイヤルマドリードが続く。そのあと、ケンセツサークルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはネーハイストームとアグネスルミエール。その1馬身後ろ、ターフビーナスは中団前め。サムソンベスは中団馬群の真ん中を追走。プティアムールは中団後方の位置。その直後、ウインディヒルが9番手。モンタファインは後方5番手に控えて進出の機をうかがう。インカローズは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはアラビックナイト。少し間が空いて、後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはカネツライアン。どん尻にテイエムシャルマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ウインディヒルが低評価を歯牙にも掛けない力走を見せて勝利を物にする

先頭はアグネスルミエールでリードは体半分。2番手にロイヤルマドリードが続く。その後ろ、ウインディヒルとターフビーナスが3番手。1馬身離れて、アラビックナイトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた12番人気のウインディヒルが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、先行勢の後ろの位置からシャープな伸び脚で猛進した2番人気のアラビックナイトが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったモンタファインが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた11番人気のロイヤルマドリードが入線、さらに半馬身の5着にはカネツライアンとアグネスルミエールの2頭が入った（同着）。1番人気のサムソンベスは後方2番手にいたが決め手が足りず11着に敗れた。