4歳以上2勝クラス

レース展開

ラーンザロープスが隊列を引っ張る形、その直後にショウナンラピダスが取り付く

ラーンザロープスが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にショウナンラピダスが続く。続いて、ネイサンとヴィレムが3番手の好位につける。少し空いて、ヴァイザーブリックとヴァイルマティは中団前め。さらに少し間隔を置いて、エメリヨンとデルマグレムリンは中団後方の位置。さらに2馬身以上空いて、後方2番手の位置でユッタリと構えるのはクロシェットノエルとアップトゥミー。少し離れた殿にヤマニンループがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ショウナンラピダスが持ち前のレースセンスを駆使した安定感のある取り口で1着ゴールを果たす

先頭はラーンザロープスでリードは1馬身。単独の2番手にショウナンラピダスが続く。そのあと、ヤマニンループが3番手。1馬身離れて、ネイサンとヴィレムが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるラーンザロープス。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたショウナンラピダスがとてつもない末脚を爆発させてラーンザロープスを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のラーンザロープスから1馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味のいい末脚を発揮した2番人気のヴィレムが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたクロシェットノエルが入線した。1番人気のヴァイザーブリックは中団前目にいたが決め手が足りず5着に敗れた。