レース展開

ファイヤーボールが後続を率いる形、2番手に続くアドライナー

ファイヤーボールが先手を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にアドライナーが続く。少し間隔を置いて、エアクリスティーナが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにゴールドレジェンドとランマンシチーが進む。その1馬身後ろ、エリモシルバーは中団前め。ミヤビゴールドは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて運ぶのはヤンチャボニータとジャズマスター。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはアレキサンダーリキ。少し離れたシンガリにエーピーキングダムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

積丹特別、ゴールドレジェンドが負けん気を発揮してゴール直前の激しい闘いをアタマ差でモノにする

先頭はファイヤーボールでリードは体半分。2番手にエアクリスティーナが続く。そのあと、ゴールドレジェンドが3番手。1馬身離れて、エリモシルバーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける9番人気のファイヤーボール。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた2番人気のゴールドレジェンドがぐいぐいと末脚を伸ばしてファイヤーボールを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のファイヤーボールから1馬身差の3着には、中団前目の位置からキレのある末脚を発揮した1番人気のエーピーキングダムが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたエリモシルバーが入線した。