大阪城ステークス

レース展開

グリューネグリーンが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むラインベック

先陣を切ったのはグリューネグリーン。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にラインベックが続く。そのすぐ後ろ、バレエマスターとデビットバローズが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはグラティアスとサンストックトン。その1馬身後ろ、シーズンリッチとウインエーデルは中団やや前。ウエストナウ、トーセンリョウ、オールナットらは中団後方の位置。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはホウオウノーサイドとヤマニンサンパ。どん尻にショウナンマグマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

大阪城S、デビットバローズが古豪の意地を見せる様な力感に満ちた走りで勝利を手に入れる

先頭はグリューネグリーンでリードは体半分。2番手にラインベックとデビットバローズが続く。そのあと、バレエマスター、グラティアス、サンストックトンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたデビットバローズが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団後方の位置から持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたトーセンリョウが続き、2着とクビ差の3着には、後方4番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った2番人気のオールナットが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたグラティアスが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたヤマニンサンパが食い込んだ。1番人気のウエストナウは後方4番手にいたが伸びあぐねて10着に敗れた。