’07メトロポリタンジューンカップ

レース展開

プルーヴドメリトとナムラオシリス

プルーヴドメリトとナムラオシリスが並んでハナに立つ恰好となり、後続を1馬身ほど離して集団を牽引。ガイヤールが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、モエレフェニックスは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはモンプティクール。その1馬身後ろ、フーバーダムとチーキーガールズは中団前寄り。グローリアスイモンは中団馬群のど真ん中を追走。キンセイブレイドとメルボルンシチーは中団後方の位置取り。フリートアピールは後方5番手で前の動きを静観。セイエイシェーンは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはニシノゴードンとカネショウアトラス。シンガリにルパンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’07メトロポリタンジューンC、フーバーダムが勝つ！

先頭はプルーヴドメリトとナムラオシリスでリードは1馬身。ガイヤールが3番手。そのあと、モエレフェニックスが4番手。1馬身離れて、フーバーダムが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた2番人気のフーバーダムがしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったキンセイブレイドを3/4馬身振り切りトップでゴールインした。2着のキンセイブレイドからクビ差の3着には、逃げ粘ったナムラオシリスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたガイヤールが入線、さらにアタマ差の5着には、逃げ粘ったプルーヴドメリトが食い込んだ。1番人気のフリートアピールは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。