3歳未勝利

レース展開

トライバルジャパンが馬群を引き連れる展開、体半分差の2番手にマチカネハルノコエ、シチリアーナ、ツクバグランディが続く

逃げを打ったのはトライバルジャパン。僅かなリードで一団を牽引。2番手にマチカネハルノコエ、シチリアーナ、ツクバグランディらが並ぶ。そのあと、ワシントンパークとサマーミッドナイトが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、ベートーヴェンは中団前め。サンライトオージャは中団馬群の丁度真ん中を追走。スマートパーティーとナスノマツカゼは中団後方の位置取り。ドリームオブスターとトキンナルは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはジョッキーポルカとシャンドルール。殿にカイテキファーレンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ナスノマツカゼが中団後方から力感溢れる差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はトライバルジャパンでリードは1馬身。2番手にマチカネハルノコエ、サマーミッドナイト、シチリアーナ、ツクバグランディらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは12番人気のサマーミッドナイト。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたナスノマツカゼが鮮烈な末脚を炸裂させてサマーミッドナイトを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を物にした。2着のサマーミッドナイトから半馬身差の3着には、2番手の位置から天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦した1番人気のツクバグランディが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたベートーヴェンが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったトライバルジャパンが食い込んだ。