カーネーション賞

レース展開

リコーモンディアルとアイディンラヴ

リコーモンディアルとアイディンラヴが並んでハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。グッドウインが3番手の絶好位につける。そのあと、アズマタイムズは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはリワードセロン。その1馬身後ろ、ベイビーガールは中団前寄り。ナチュラルシンジュは中団馬群のちょうど真ん中を追走。サンニューオリンズは中団後方の位置。その直後、アイリュミエールが9番手。サルガッソは後方5番手で前方各馬の出方をうかがう。プーカローズは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはバシルーラ。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはドリームピサ。しんがりにサブノキフジンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カーネーション賞、サンニューオリンズが凄まじい決め脚を爆発させて他馬を薙ぎ倒す

先頭はリコーモンディアルでリードは1馬身。単独の2番手にグッドウインが続く。その後ろ、アイディンラヴが3番手。そのすぐ後ろ、リワードセロンが4番手。1馬身離れて、ベイビーガールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるリコーモンディアル。そのまま押し切るかに見えたが、後方5番手にいたサンニューオリンズが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、逃げ粘ったリコーモンディアルが続き、2着と2馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたサルガッソが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた1番人気のナチュラルシンジュが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいた11番人気のプーカローズが食い込んだ。2番人気のアイディンラヴは絶好位にいたが最後一杯になって10着に敗れた。