2歳

レース展開

ネコザンマイが隊列を引っ張る展開、2番手を追走するシズクノキラリ

ネコザンマイが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にシズクノキラリが続く。そのあと、キスミープリンスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ケベックフォートは中団前め。セイエイブルンは中団馬群の丁度真ん中を追走。ミサトダイヤは中団後方の位置取り。その後ろ、ケイティケンタが7番手。後方3番手で折り合いに専念するのはセイヤホープ。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはシュンセツフジ。シンガリにベニノスカーレットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

キスミープリンスが他馬を難なくねじ伏せる圧巻の走りで順当に優勝

先頭はキスミープリンスでリードは1馬身。単独の2番手にシズクノキラリが続く。その直後、ネコザンマイが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を疾走する1番人気のキスミープリンス。そのままキスミープリンスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、中団前目の位置から目を引く伸び脚で猛進したケベックフォートが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したシズクノキラリが入った。2番人気のセイヤホープは7番手にいたがあとひと伸びが足りず5着に敗れた。