ホンコンジョッキークラブトロフィー

レース展開

フィールドシャルムがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むラペルトワ

フィールドシャルムがハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にラペルトワが続く。そのすぐ後ろ、バルデスが3番手の絶好位につける。少し間隔を置いて、チェスナットコートとコパノハミルトンは中団前寄り。サーベラージュは中団馬群のちょうど真ん中を追走。レオクイックは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはクインズクオーツとオールウェイズゼア。少し離れたどん尻にコスモピクシスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ホンコンJCT、バルデスが超凡な差し脚を発揮して前方の各馬他馬を難なくねじ伏せる

先頭はフィールドシャルムでリードは半馬身。2番手にラペルトワが続く。少し間が空いて、バルデスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた1番人気のバルデスが圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団前目の位置から迫力満点の伸びを見せたチェスナットコートが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったフィールドシャルムが入った。2番人気のサーベラージュは中団にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。