ヒシデルマー（2014年生、母ヒシディーバ）

ヒシデルマー（2014年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの都市名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したヒシディーバが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月11日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、カガヤクミナノユメに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月3日、中7週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアレジャポンに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2018年）

1月7日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

7月28日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月9日、中5週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

11月1日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月28日、中1週で迎えた12戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のプレシャスムーンをクビ差振り切って優勝

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、そのだグランドオープン記念（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5歳（2019年）

1月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、大寒特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた18戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、トータリゼータカップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月21日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた22戦目は、サンケイスポーツZBAT!賞御堂筋特別BB2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた24戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた31戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6歳（2020年）

1月3日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。