コンジェラメント（2018年生、母ベユーズラッシー）
Congelamento
2018.03.29
コンジェラメント（2018年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「氷結(伊)。本馬の毛色より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時9歳）と交配したベユーズラッシーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C2二。
経歴
デビュー前
武幸四郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2020年）
8月15日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。
3歳（2021年）
4月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。
6月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。
9月5日、中9週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。
4歳（2022年）
12月18日、約15か月半の休養明けで迎えた5戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したビーストファングに半馬身届かず2着となった。
6歳（2024年）
7月2日、約18か月半の休み明けで迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
7月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったビービーバシリスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
8月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた11戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアルヘンティニータにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
10月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
11月4日、中3週で迎えた14戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、門別ナイター照明普及賞受賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
12月10日、中4週で迎えた15戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。
12月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレアリアルノーヴに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
デビュー前
板垣吉則厩舎（岩手）へ入厩。
7歳（2025年）
3月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
4月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
4月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
5月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1三（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた21戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のエクスポーネントに1馬身1/4の差をつけて2勝目を収める
6月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた23戦目は、不動の滝賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイキモンストルを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って3勝目を挙げた。
8月4日、中2週で迎えた25戦目は、チャイナアスタ賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月1日、中3週で迎えた26戦目は、マラカイト賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた27戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
10月14日、中3週で迎えた28戦目は、ペガスス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（11戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。