ナナン（2021年生、母スリーシスターズ）

Nanan

2021.04.26

ナナン（2021年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「それはとてもすてきだ(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のネロ（当時10歳）と交配したスリーシスターズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。主な勝ち鞍は2025年のいつでもどこでもオッズパーク(C3一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、康本利幸によって902万円で落札された。

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月14日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月31日、中6週で迎えた2戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた6戦目は、いつでもどこでもオッズパーク（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクァンタムリープに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた7戦目は、丁7ハロン（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のトラヴォルジェンテに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、☆SKE48熊崎晴香☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月23日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインクメイドを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンクウワールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴァラドンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて5勝目を手にした。