エゾフウジン（2018年生、母サキノスイセイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、原弘之から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

4月23日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

6月23日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したライトヴィグラスにハナ差届かず2着となった。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、エイシンシナバーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したラストルージュを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月22日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の富川高校ファンファーレ賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペタルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月24日、中4週で迎えた9戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、セニョールベスト特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイマナを半馬身差し切って2勝目をつかんだ。

12月26日、中2週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3歳（2021年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 11（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた15戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の土佐水木特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はグローバルノヴェルと並んで2着同着となった。

2月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、バジーレにハナ差交わされて2着に惜敗した。

3月1日、連闘で迎えた19戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、チューリップ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエターナルバディに8馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月9日、中1週で迎えた22戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の山桃特別（高知ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったハルノインパクトに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月20日、中3週で迎えた24戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（3戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた25戦目は、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-9（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディロスに2馬身半の差をつけて優勝

9月12日、中1週で迎えた28戦目は、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた29戦目は、秋分特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1 C2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で多田羅誠也騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4歳（2022年）

5月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から39kg増やして迎えた31戦目は、一般C1 C2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた33戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。