ケイエスマイハート（2001年生、母ホーワクイン）

ケイエスマイハート（2001年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の心」。毛色は栗毛。種牡馬のディアブロ（当時14歳）と交配したホーワクインが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は信田健一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦2勝。2003年のサラ・プリンセス特別(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

6月25日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（2）（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエメラルドドリームに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月5日、中8週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のバレンタイン特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月12日、中3週で馬体重を前走から33kg減らして迎えた15戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く18着に終わった。

7月11日、中3週で馬体重を前走から32kg戻して迎えた16戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルプス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月11日、中0週で迎えた21戦目は、3歳戦の美濃菊特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のせせらぎ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（14戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた26戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた27戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

3月9日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた28戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた29戦目は、一般C13（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンダートウコウに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた30戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月25日、連闘で迎えた32戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた33戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（18戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた34戦目は、ハッスルモード応援隊賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（19戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。