エメラルドドリーム（2001年生、母ホシノカガヤキ）

エメラルドドリーム（2001年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夢のように輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時8歳）と交配したホシノカガヤキが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の未勝利馬リバイバル（3）。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大道牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

今井孝一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

6月25日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（2）（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は432kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったケイエスマイハートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（1）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したアルトタイガーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

9月16日、中4週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったキヌガサミスターに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキヌガサフォークに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた8戦目は、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3歳（2004年）

2月12日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた15戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカリエイシンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月19日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月28日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、倉岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月21日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイヴンダバールをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

10月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた25戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた26戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2006年）

1月10日、中2週で迎えた28戦目は、初春特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた29戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた30戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。