リュウノフラワー（2020年生、母ラピーダシャリナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤春修二から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって792万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、蓑島竜一によって737万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

2022年10月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3歳（2023年）

1月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳4組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コハクノカガヤキに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月19日、中1週で迎えた4戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のライトボヌールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネルナラティヴをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月30日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のマーチドリーム戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したトーホウジェンマを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のウグイス特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のメイドリーム戦（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のジューンドリーム戦（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤利征騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のクジャク特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤利征騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のヒバリ特別（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤利征騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた16戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウジェンマを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のホトトギス特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月22日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。